中級者おすすめ洋書

ケン・フォレットはイギリス生まれの作家で、スパイ小説や冒険小説のジャンルでは、まずこの人の名前が挙がるぐらいに有名です。第2次世界大戦中、史上最大の作戦といわれたノルマンディー上陸作戦をめぐったイギリスとドイツのスパイ同士のスリリングなドラマが展開し、息もつかせません。イギリスのスパイというと007が有名ですが、それとは違ったリアルなスパイの冷酷さが際立ちます。英語は比較的読みやすく、スピーディーであきさせない展開です。

Nicholas Sparksの代表作で、映画化されたこともある人気作です。主人公の少年ランドンが、同じ高校の優等生でちょっと変わり者の女の子ジャミーと、クリスマスの芝居で主役を演じることになります。そしてそのことをきっかけに、仲間から嘲笑されながらも二人はしだいに惹かれていき、成長していきます。予想はできる展開なんだけど読まずにはいられない、と次々とページをめくってしまうのは、やはり作者Sparksの巧さなのだと思います。

主人公のアダムズは殺人罪で起訴されますが、なんとか無罪になります。しかし人々からは冷たくみられ続けます。そんななか、故郷の友人のダニーから助けを求める電話が・・。5年ぶりに故郷に帰った故郷でアダムズを待っていたのは、もうひとつの殺人事件でした。登場人物の人間描写がたいへん素晴らしく、サスペンスタッチながら文学作品のような読みごたえもある傑作です。

ジブリ映画「思い出のマーニー」の原作です。少女アンナは養い親から海辺の村の老夫婦にあずけらますが,さびしい思いを感じていました。そんな中,自分と同じ年の不思議な少女マーニーと知り合いになり,親友となっていく・・アンナの繊細な心の動きがとても見事に描かれている傑作だと思います。ジブリが映画化の素材に選んだのもうなずけますね。

主人公の黒人弁護士が,えん罪で刑務所に投獄されてしまい,絶望の中で服役していますが,ある事実を知ったことがきっかけで,リベンジを果たしていく,というお話です。最初は暗い雰囲気なのですが,どんどんテンポアップして痛快になっていく,というグリシャムの得意なパターンですね。あらすじだけだと,スティーブン・キングの「ショーシャンクの空に」を思い出す人も多いと思いますが,読み比べてみると面白いかもしれません。

法廷サスペンスが有名なジョン・グリシャムですが,この作品のテーマはメジャー・リーグ,そう野球です。メジャー・リーグの投手を父にもつポールという主人公と,ポールにとってのヒーロー的な存在であるメジャーリーガーのカリコ・ジョウとの数奇な運命を描いた作品です。フィクションではあるものの,メジャーリーグの舞台裏的なドラマも面白く,読むほどに引き込まれていきます。

ペーパーバックの巨匠、シドニー・シェルダンの代表作です。 二人の主人公キャサリンとノエルの人生、そしてその2人をつなぐ1人のプレーボーイとの出会い。ノエルとキャサリンのそれぞれの人生がラリーとの出会いを通じて劇的に変化していく様子を見事に描いています。シェルダンの作品らしく、裏切りや陰謀などさまざまな人間模様がアップテンポで国際色豊かに描かれています。

シドニィ・シェルダンといえばこの作品というぐらい有名!南アフリカでのダイヤモンド探しの冒険から始まって、4世代にわたって展開する恋、裏切り、殺人、サスペンスと挙げたらきりがないほどのスリルが凝縮した作品です。スピーディで読みやすいリズムのある英語で、読み始めると止まらなくなりそうです。

シドニー・シェルダンの小説は面白く読みやすい!新人検事候補のジェニファーはマフィアの裁判でトラブルにまきこまれてしまい、検事への道も絶たれそうになりますが、再起のためにニューヨークの下町で弁護士としての活動を開始します。順調に成長をとげ、有能弁護士アダムと出会い恋に落ちます。そんなジェニファーに巨大な陰謀の魔の手が・・・

同じ街に住み,同じ会社に勤める3人の女性が,連続殺人事件に巻き込まれて行き,物語が展開するうちに,この3人が事件とリンクしていく様子が,いつものシェルダン独特の,読みやすくテンポのよい英文で展開していきます。Master of the Gameのような,世界中を舞台にした壮大なドラマに比べるとスケールが小さいという意見もあるようですが,都会という日常的な限られた空間の中で起こる物語だけに,逆に臨場感のようなものがありますね。

ベストセラー作家ジェフリー・アーチャーの傑作サスペンスです。いわゆる「9.11ニューヨーク同時多発テロ」の前日から物語がはじまります。イギリスから何者かによってゴッホの自画像が盗み去られます。そしてその自画像の行き先は、翌日にはテロが起こることになるニューヨークでした。巨匠ゴッホと9.11を結びつけるという奇抜なアイディアは、アーチャーならでは。美術や絵画に興味のある人にもおすすめの作品です。

ジョン・グリシャムは弁護士の世界を舞台にした数々の傑作で知られるベストセラー作家です。大学を卒業し希望にあふれる青年ミッチは、破格の待遇で名門法律事務所に雇われ、バラ色の人生が待っているかと思われたが・・。実はこの法律事務所には恐ろしい秘密が隠されていた。この秘密に巻き込まれたミッチは、マフィアにもFBIにも追跡されながらも真相を暴いていきます。

主人公の女性が開いた編み物教室にやってきた3人の女性との出会い。彼女たち4人は、すべて年代も違い、それぞれ別々の悩みや問題を抱えていますが、編み物を通じてお互いがつながっていく中で、それぞれの人生にも変化が・・・というお話です。 日常的なシチュエーションなので、普通に生活に使われる英単語が中心で、とても読みやすいです。特に女性にオススメです。

ウィル・スミス主演映画『アイ・アム・レジェンド』の原作です。批評家からも、SFホラー小説のジャンルでは常にベスト10の中に数えられるほどの名作で、過去にも何度か映画されているそうです。疫病で人類が滅亡し、残った人類も吸血鬼になってしまう。ただ一人、人間として生き残ったロバートが、人類存亡の最後の希望として、吸血鬼たちと立ち向かっていく。

アガサ・クリスティの代表作「そして誰もいなくなった」です。映画化されたこともあります。タイトルからしてミステリー気分がいっぱいですね。イギリス近くの孤島インディアン島に招待された10人の男女。レコードから10人の過去を暴く声が聞こえ、10個の像が一つ一つ壊れるたびに殺人事件が起こります。クリスティの英文は単語が平易で読みやすいです。

世界中で「ミステリーの女王」として有名なアガサ・クリスティの代表作です。フランス行きオリエント急行が大雪で立ち往生。雪に閉ざされた密室状態で殺人事件が・・・そしてもちろん名探偵ポワロが登場します。いったい乗客14人の誰が犯人なのか?

 ジェフリー・アーチャーの小説はどれも英文が読みやすくワクワク・ドキドキさせてくれます。アーチャー初期の作品「大統領に知らせますか?」を改訂し、より現代的なサスペンスを追求した傑作です。アメリカ初の女性大統領をねらう暗殺者を捜索する捜査官が主人公ですが、彼の同僚も上司も次々と殺されてしまいます。いったい暗殺者は誰なのか・・・

超ベストセラー作家ジェフリー・アーチャーの傑作です。株にからんだ罠で大損をした4人の男達が、失った大金を取り戻そうと、様々な巧妙なトリックをしかけていく。痛快で人間味あふれるキャラクターたちが魅力です。英文は読みやすく、どんどんページをめくりたくなるはずです。


ペーパーバック多読法 (おすすめ洋書)